ケミカルピーリングと水いぼ
ケミカルピーリングとは、皮膚の上に化学薬品を塗布して、その薬品の力で皮膚を剥がして、その剥がす作用を利用して、皮膚疾患の治療を行う方法です。
昔はエステなどでもケミカルピーリングが行われた時期もあったのですが、トラブルの報告が相次ぎ、厚生省からの医療行為として行なうよう通達が出ました。それによって皮膚科の専門医か、それに同等に値する医師によって、治療として行われることが一般的になっています。
ただ弱い酸を使った施術として、現在でも医療機関以外でもケミカルピーリングが行われているようです。
ただどうしてもその場合効果が弱くなってしまいがちです。
ケミカルピーリングは、美容皮膚科でも、しみやしわ・たるみ・黒ずみの予防・改善にもとても効果的です。有名な治療としては、ニキビの治療もこれにあたります。
一般的にケミカルピーリングに使われる酸としては、グリコール酸とサリチル酸が有名です。
グリコール酸の特徴は、すぐ効果が見えることです。塗布中にはピリピリ感があるのですが、治療後すぐにツルツル感が実感できます。
サリチル酸は、エタノール基材のものが昔からありましたが、最近ではポリエチレングリコール基材の痛みの少なくて効果の高い方法がわかってきています。
こちらも塗布後ピリピリ感があって、効果は1,2週間して実感できます。
そのような、ケミカルピーリング、水いぼ治療でも使われる方法です。
先ほど紹介したサリチル酸は、スピール膏に含まれている成分です。
スピール膏は、魚の目、たこ、イボの治療でも有名ですね。
他に水いぼの治療で、ケミカルピーリングの方法で使用される薬剤としては、硝酸銀やモノクロロ酢酸があります。
傷みが軽いので、小さなお子さんの治療にも向いています。
いずれにしてもこれらの治療は、皮膚科で見てもらうことが前提です。
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