グルタールアルデヒドで水いぼ治療

水いぼ治療の方法は、ピンセットや冷凍凝固法やヨクイニンの服用などが有名ですが、硝酸銀などで焼く方法に近いものとして、グルタールアルデヒドを利用する方法があります。
グルタールアルデヒド（商品名ステリハイド）とは、自宅でも水いぼ治療ができる療法で、細胞蛋白変性作用を利用してイボ取りを行う治療法です。
１日１～２回くらい綿棒で患部に塗布します。
毎日塗布すると、患部が茶褐色になってくるので、最終的にそこを剥離して取り去ります。
方法
塗布後にドライヤー等で乾かし、上からスピール膏で保護し、翌日風呂に入るまで、そのままにしておきます。風呂から出て、患部をよく観察し、再度グルタールアルデヒドを塗布し、スピール膏で患部を覆ってテープで貼ります。
7日くらい繰り返して、かかりつけの皮膚科で、チェックしてもらい、患部の水いぼがはがせる状態であれば、処置してもらいます。
利点は痛みも少なく、家で処置可能ですが、皮膚が着色するのが難点。
時間も液体窒素で焼くより3週間から4週間必要です。
その間痒みを伴いますので、子どもや出血の多い方は他の方法で対処する場合が多いです。