水いぼは、プールで感染するのでしょうか?プール禁止にされたのですが。
プール感染が多いといわれる「水いぼ」。
本当に「水いぼ」はプールで感染するのでしょうか?
よく、いままで保育園等で水いぼの幼児は、プールを断られたという事例を聞きます。
しかし、それは大きな間違いです。
理由は以下の通りです。
小児科医の見解として、水いぼとプールの関係を新潟小児科医会がすでに2001年に発表しています。
その発表をまとめると
現在では、水を介しての感染は無いということになっています。
昔スイミングスクールで多くの生徒が脇の下の水いぼにかかった事例がありますが、その場合は、ビート板を介しての感染でした。
水いぼは、おもに、肌と肌の接触により感染します。またタオルなどの物を介して感染するとされています。 その伝染力はそんなに強くはありません。
インフルエンザと比較すると、インフルエンザウイルスは、飛まつ感染で1人がくしゃみをすると近くにいた人の何十人が感染し、集団的に流行してしまいます。
一方、水いぼは、体の接触で伝染するので1人から1人への感染のみです。大流行はありませんし物を介しての伝染の例では、水いぼウイルスの付着しているタオルなどを共用しなければよいことです。
つまり物と物との接触感染を防ぐ。
プールの水の中には水いぼのウィルスは存在しないとされています。
よって保育園等のプール参加拒否の対応は間違っているという判断です。
かえって子供の心を傷つける結果となりかねませんし、ある意味で差別になるかもしれません。
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